モジュール4、レッスン2:クラスターペイの仕組み、Moon Princess の5x5グリッドと Play'n GO の連鎖

このレッスンの目標: 読み終えたとき、ペイライン(当たりライン)を使わない「クラスターペイ」という仕組みで、どの絵柄の並びが当たりになり、どの並びが当たりにならないかを、自分で判定できるようになることです。例として、Play'n GO 社の Moon Princess(5x5 のグリッド)を使います。

結論を先に書きます。クラスターペイでは、同じ絵柄が縦または横で隣り合って3個以上つながると当たりになります。線の位置や左右の向きは関係ありません。ただし斜めのつながりは数えません。この「斜めは不可」という一点を押さえるだけで、画面の読み方が大きく変わります。

説明:ペイラインとの違い

リールとペイラインの仕組みでは、あらかじめ決められた線の上に、左端から同じ絵柄が並ぶ必要がありました。線の外に同じ絵柄がいくつあっても、払い戻しの対象にはなりません。

クラスターペイには、この「線」がありません。判定のルールは次の三つだけです。

  1. 同じ種類の絵柄であること。
  2. 上下または左右で、辺を接して隣り合っていること。
  3. その塊(クラスター)が3個以上であること。

つまり、グリッドのどこにあっても、つながってさえいれば当たりになります。

Moon Princess の基本データ

項目内容
開発会社Play'n GO
グリッド5x5(25マス)、クラスターペイ
ボラティリティ高い
最大配当ベット額の5,000倍

RTP(還元率)については、公開されている資料のあいだで数値が一致していません。このゲームは複数のRTP設定で配布されることがあるため、実際の数値は各ゲームの情報画面で確認する必要があります。本レッスンはRTPではなく仕組みを扱うので、ここでは数値を挙げません。

説明:連鎖(カスケード)

Moon Princess では、当たりになった絵柄はグリッドから消え、上から新しい絵柄が落ちてきて空いたマスを埋めます。新しく落ちてきた絵柄で再びクラスターができれば、同じスピンの中でもう一度当たりになります。これを連鎖(カスケード)と呼びます。

公開されている仕様によれば、この落下が起きるたびに配当の倍率が上がっていきます。ただし、各段階の具体的な倍率の値は、本レッスンで参照した資料には記載されていません。

連鎖が意味するのは、「1回のスピン=1回の判定」ではない、ということです。1回のベットで複数回の判定が行われる可能性があります。

説明:プリンセスの能力とパワーメーター

このゲームには、もう一つ特徴的な仕組みがあります。当たりのないスピンで、3人のプリンセス(Love、Star、Storm)のうち1人がランダムに能力を使うことがあります。

  • Love: 絵柄を変化させます。
  • Star: ワイルドを追加します。
  • Storm: 低配当の絵柄をすべて取り除きます。

また、プリンセスの絵柄で当たりが出るたびに、パワーメーターがたまります。メーターが満タンになると「Princess Trinity」という特別なリスピンが起こり、3人の能力が続けて発動します。そこでグリッドのすべての絵柄を消し切ると、倍率が上がり続けるフリースピンに進みます。

ここで注意したいのは、Trinity に到達すること自体がゴールではない点です。グリッドを全部消し切るという、もう一段階の条件があります。

計算例:このグリッドで当たりはいくつ?

次の5x5のグリッドを見てください。行は上から1行目から5行目、列は左から1列目から5列目です。絵柄は色で表しています。

列1列2列3列4列5
赤青青緑赤
赤青黄緑緑
黄青黄赤緑
緑赤赤黄青
青赤緑赤青

手順1:青を数える

1行目の列2と列3、2行目の列2、3行目の列2の青は、すべて縦または横でつながっています。合計4個なので、4個のクラスターで当たりです。5行目の列1の青と、4行目と5行目の列5にある2個の青は、このクラスターとは離れています。列5の2個は2個しかないので当たりになりません。

手順2:緑を数える

1行目の列4、2行目の列4と列5、3行目の列5の緑は、縦と横でつながっています。合計4個で、当たりです。

手順3:赤を数える

4行目の列2と列3、5行目の列2の赤がつながって、合計3個。3個のクラスターで当たりです。1行目と2行目の列1の赤は2個だけなので当たりになりません。

手順4:黄を確認する

2行目と3行目の列3の黄は縦に2個つながっています。4行目の列4にも黄がありますが、3行目の列3とは斜めの位置関係です。斜めは数えないので、この黄は3個のクラスターにはなりません。当たりはゼロです。

結果

絵柄つながった数判定
青4当たり
緑4当たり
赤3当たり
黄2(斜めの1個は含まない)当たりなし

このスピンでは三つのクラスターが当たりになり、合計11個の絵柄が消えます。そのあと新しい絵柄が落ちてきて、連鎖が起きるかどうかが判定されます。

払い戻しの金額は、クラスターの大きさと絵柄の種類ごとにペイテーブルで決まっています。ただし、Moon Princess の個別の配当値は本レッスンで参照した資料に記載がないため、ここでは金額の計算は行いません。

なぜこの違いが大切なのか

クラスターペイの画面は、ペイラインのゲームより「惜しい」と感じる場面が多くなりがちです。上の例の黄のように、あと1個、しかも斜めの位置にあるだけで当たりにならない、という形が現れることがあるからです。

しかし、「惜しい」形が見えたからといって、次のスピンで当たりやすくなるわけではありません。結果は毎回、乱数によって独立に決まります。連鎖やプリンセスの能力も同じで、どのタイミングで起きるかを予測したり、操作したりする方法はありません。

また、ボラティリティが高いゲームでは、大きな配当はまれにしか起きず、多くのスピンは小さな結果か、配当なしで終わります。最大配当の5,000倍は上限であって、目安ではありません。

まとめ

  • クラスターペイでは、同じ絵柄が縦または横で3個以上つながると当たりになります。
  • 線の位置や向きは関係ありませんが、斜めのつながりは数えません。
  • Moon Princess では、当たった絵柄が消えて新しい絵柄が落ちる連鎖があり、落下のたびに倍率が上がります。
  • パワーメーターが満タンになると Princess Trinity が発動し、グリッドを消し切るとフリースピンに進みます。
  • どの仕組みも、勝つ確率を上げる方法にはなりません。

次のレッスンでは、フリースピンの倍率がどのように積み上がるのか、そしてそれが結果のばらつきにどう影響するのかを扱います。

法律と安全なプレイについて

日本の法律について: 日本国内からオンラインカジノで賭けることは、刑法により違法です。このサイトは日本在住の方を対象としていません。本レッスンは、カナダのように合法的な市場がある地域に住む日本語話者に向けた解説です。

カナダでは、オンラインカジノを利用できる年齢は多くの州で19歳以上、アルバータ州、マニトバ州、ケベック州では18歳以上です。必ずお住まいの州で認可されたサイトだけを利用してください。クラスターペイのゲームでは「あと1個で当たりだった」という形が何度も目に入るため、つい続けたくなります。始める前に使う金額と時間を決め、それを超えたら終わりにしましょう。オンタリオ州では、ConnexOntario(1 866 531 2600)が24時間、無料で相談を受け付けています。